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メニュークリックで該当箇所までスクロールできます愛知県稲沢市祖父江町で開催されたシクロクロス
11月24日(日)に愛知県稲沢市祖父江町・国営木曽三川公園内のワイルドネイチャープラザでJCX第6戦となる「東海シクロクロス 第2戦 WNP Day2」が開催され、あさひ公式レーシングチームMiNERVA-asahiの選手も参戦しました。
※自転車レース特有のルールや用語はこちらでご説明しています。
ロードレースとは違った機材だったりルールがあったりします。シクロクロスのルールや特色については、過去のコチラのブログでも、詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。
今回のレース会場となったワイルドネイチャープラザでは、2023年1月に第28回全日本自転車競技選手権大会シクロクロスが開催され、折橋選手も出場しました。コースは松林の中を縫うように設定された細かなカーブが続き、砂地のコースが合わさった非常に難しいコースになっています。
▼2023年1月に開催された第28回全日本自転車競技選手権大会シクロクロスのレポートはこちら
砂地を大きく下るセクションではスピードに乗った状態で進入しないと、タイヤが砂地に取られて進まなくなってしまいます。関西圏で開催されるシクロクロスレースではお馴染みのサンド(砂地)セクションですが、折橋選手が普段エントリーしている関東方面のシクロクロスレースでは砂地を使ったレースが少ないこともあり、このフカフカの砂地をいかに攻略するかによって勝敗が分かれます。
<<コースマップ>>
出典:「東海シクロクロスWEBサイトより」より
今回のレースに参戦した選手は下記となります。
JCX#6 東海シクロクロス 第2戦 WNP Day2
折橋選手【船橋松が丘店勤務/ME】
リザルト=18位(-1 Lap)
今回、MiNERVA-asahiから参戦した選手のレースレポートを、ぜひご覧ください。
折橋選手【船橋松が丘店勤務/ME】
12月15日に宇都宮で開催される全日本選手権まで残すところあと3週間となり、その前哨戦とも言うべきJCX6戦目の舞台は木曽川を望む砂丘、ワイルドネイチャープラザでの砂レース。
試走は前日より行い、空気圧はiRC SERAC EDGEを前後1.2barまで落とし、砂地のエリアでも乗車できることを狙ったセッティングとしました。
今回の会場でのレース参戦は2年前の全日本選手権以来となりますが、その時と比べると砂区間が伸び、砂の感触もだいぶ柔らかい印象で、特に後半の砂丘の下りは困難を極めました。
前週に行われたレースのあとは連戦がたたったのか、体調を崩してしまい十分な練習ができていない週となりました。
フィジカルは本調子ではないものの、全日本へ向けたポイントを狙える位置でのゴールを目指します。
本日も3列目、ゼッケンは17番でのスタート。
スタート直後は前の選手に接触しかけ、出遅れ感のあるスタートとなりましたが、1周回目の段階はその先でも暫くの間は混み合うので落ち着いて進みます。
最初のピット脇の時点で25番付近。
レース序盤はなるべく番手をあげるべく、前の選手が詰まりそうな所ではすぐに降車して、トータルのスピードをあげることを意識します。
2周回目に入る頃には20番以内の位置まで戻すことができ、このあたりから何名かのパックとなってレースは進行します。
レース中盤以降はRIDELIFE GIANTの斎藤選手と抜きつ抜かれつする場面もありましたが、こちらがサンドセクションでミスをしたところで、あっけなく置いて行かれてしまいました。
フィジカルではこちらに余裕を感じられる場面もありましたが、砂に関してはうまく処理しないと余計な負荷が脚にかかり、無駄にエネルギーを消費するだけで終わってしまいます。
斎藤選手とは20歳近い年齢差ですが、省エネ走行を極めている選手の前では、フィジカルのみで太刀打ちできないのがシクロクロスの面白くもあり厳しいところでもあります。
終盤は野中選手【ホダカファクトリーレーシング】、川村選手【チーム36隊】と合流し、3名のパックでレースを進めますが、彼らと比べると砂さばきがうまくいきません。
序盤ではうまくできていたラインの見極めも、疲れてくる終盤ではミスが増え、余計なラインに突っ込んでしまう場面が多くなってしまいます。
レースも残すところあと2周回。
前を行く2選手の背中は見える範囲、最終周回で巻き返そうか、と思っていたところで80%カット。
-1 lapでレースは終了となり、今シーズンは完走が続いていただけに、悔しい結果となりました。
レース終盤には常に余計な力が入っていたように思えるので、苦しい状況でもリラックスしてバイクを進ませるテクニックが課題となりました。
今回のレース終了時点でのJCXランキングは16位。
次週のJCX第7戦弱虫ペダル 松伏シクロクロスで、さらに順位をあげることができれば、全日本はかなり良い位置からのスタートが望めそうなので、引き続き体調に気をつけてレースを迎えたいと思います。
次のレースはJBCF最終戦とJCX#7 弱虫ペダル 松伏シクロクロス
次戦は11月30日(土)に千葉県浦安市の浦安海岸明海・日の出地区堤防上特設周回コースで「第1回JBCF浦安クリテリウム」が開催されます。
また、翌日の12月1日(日)には埼玉県松伏町のまつぶし緑の丘公園で「JCX#7弱虫ペダル 松伏シクロクロス」が開催され、それぞれのレースにMiNERVA-asahiの選手達も参加を予定しています。
土曜日の第1回JBCF浦安クリテリウムはJBCFの今シーズン最終戦となり、このレースの結果を持って、全てのクラスタならびにチーム総合優勝が確定する大事なレース。Jエリートツアーは、個人総合優勝の獲得は現時点でのポイント差から難しいですが、マスターズに関しては中村選手が2位以下に大差をつけており、ほぼJマスターズシリーズチャンピオンは確定となります。また、チーム総合としても年間優勝を獲得できれば、昨年に引き続きJエリートツアー2連覇となります。
日曜日に開催されるJCX#7弱虫ペダル 松伏シクロクロスは、まつぶし緑の丘公園内に設けられた特設コースで行われ、芝をメインとしたコースで、ハイスピードな展開が予測されます。
また2週間後の12月15日(日)には、宇都宮市で開催される第30回全日本自転車競技選手権大会シクロクロスを控えており、直前の大事なレースとなります。
今後もMiNERVA-asahiは更なる高みを目指して全力でペダルを漕いでいきますので、引き続き皆様からの応援・ご声援をよろしくお願いいたします。
過去のMiNERVA-asahiのレースレポートはコチラをご覧ください。