【MiNERVA-asahi】JBCF第4回おんたけタイムトライアル&ヒルクライム・レポート

2026.05.21

長野県木曽郡王滝村で開催されたタイムトライアルとヒルクライム

5月16日(土)に長野県木曽郡王滝村の御岳湖南岸特設コースで「JBCF第4回おんたけタイムトライアル」と、翌17日(日)に同じく御岳湖南岸の松原スポーツセンター公園付近をスタートし御嶽山の田ノ原をゴールとした「JBCF第4回おんたけヒルクライム」が開催され、あさひ公式レーシングチームMiNERVA-asahiの選手も参戦しました。

※自転車レース特有のルールや用語はこちらでご説明しています。

タイムトライアルは御岳湖の湖畔沿いの公道を往復する全長16kmのコース。往路復路共にコース中盤付近に上りがありますが、それ以外は比較的フラットなコース設定で、如何にスピードを落とさず、かと言ってペースをあげすぎることなく、最後まで走り切る必要があります。

翌日のヒルクライムレースのコースは、スタート後に約5kmのパレード区間が含まれるものの、全長が24kmと非常に長く、獲得標高も1,290m、最大勾配7.9%と選手たちにとっては非常に厳しいコース設定になっています。

<<JBCF第4回おんたけタイムトライアル・コースマップ>>

出典:「JBCF第4回おんたけタイムトライアル・テクニカルガイド」より

 

<<JBCF第4回おんたけヒルクライム・コースマップ>>

出典:「JBCF第4回おんたけヒルクライム・テクニカルガイド」より

 

今回のレースに参戦した選手は下記となります。

JBCF第4回おんたけタイムトライアル

<<E1>>16km
小林(毅)選手【調布 修理・サービス店勤務】

<<M>>16km
大島選手【北岡崎店勤務】
中村選手【本社勤務】

JBCF第4回おんたけヒルクライム

<<E1>> 24km(パレード区間約5kmを含む)
土井選手【横浜池辺町店勤務】
小林(将)選手【所沢店勤務】
安原選手【長居公園通り店勤務】

<<E2>>24km(パレード区間約5kmを含む)
常富選手【岐阜市橋店勤務】
藤井選手【ニッケパークタウン店勤務】
茂呂選手【新浦安店勤務】

<<E3>>24km(パレード区間約5kmを含む)
霧生選手【小田原店勤務】

<<M>>24km(パレード区間約5kmを含む)
大島選手【北岡崎店勤務】
中村選手【本社勤務】

 

【リザルト】

JBCF第4回おんたけタイムトライアル
小林(毅)選手【E1】=7位
中村選手【M】=1位
大島選手【M】=7位

JBCF第4回おんたけヒルクライム
安原選手【E1】=2位
土井選手【E1】=4位
小林(将)選手【E1】=13位
茂呂選手【E2】=2位
常富選手【E2】=8位
藤井選手【E2】=20位
霧生選手【E3】=4位
中村選手【M】=1位
大島選手【M】=2位

今回、MiNERVA-asahiから参戦した選手のレースレポートを、ぜひご覧ください。

安原選手【E1/長居公園通り店勤務】

JBCF第4回おんたけヒルクライム

リアルスタートと同時に優勝した成田選手【mkw】が、同じチームメイトの選手と一気に加速していき、捨て身で成田選手を引き連れて、1分前にスタートしたJPTの選手達に追いつきたいんだと思い、自分もその後ろに付きます。

成田選手を引き連れた選手は、JPTのメイン集団が見えたあたりでドロップし、そこから成田選手が牽いてJPTの集団に合流しました。

それと同時に、自分がそのままのスピードで集団から飛び出しますが、後ろには福地選手【堺市立堺高等学校】1人しか付いてきてなかったので、2人でゴールを目指すのは厳しいと判断して、福地選手に声を掛けてペースを緩め、再び成田選手もいるJPTのメイン集団に戻りました。

しばらく自分のペースで走っていると、後半に向けて集団のペースもあがっていき、集団がいい具合にばらけはじめたのを見て、オーバーペースになる前に自分のペース走に切り替え、淡々とゴールを目指して2位でゴールとなりました。

土井選手【E1/横浜池辺町店勤務】

JBCF第4回おんたけヒルクライム

気温は26℃程度で高地ではあったが、暑さを感じる気温、重量対策でボトルの中身は約300mlで挑みます。

先行のJPTがスタートしてから1分で流れるようにE1がスタート。

序盤からやはり成田選手【mkw】が強力な牽きを見せるものの、当人は常にシッティングで、ここでも上手さを感じました。

そんなハイペースでの展開でスタートから約10分の4km地点辺りで、先行していたJPTのメイン集団に追いつき大人数での混戦となります。

合流後はペースこそ落ちたものの、苦手意識のある集団内での走行に神経を使いつつ、成田選手をマークし続けます。

成田選手も自分と同じくして集団内での動きは慎重で、リスクのある位置をあげることを行わず、確実な位置調整をしていたため一安心。

この先の展開の理想としては後半の勾配があがる区間までに人数が減って、急勾配区間からのペースアップを期待していましたが、予想より2kmくらい手前で成田選手がアタック

ツキイチでのマークのおかげで、このアタックには完全に反応できはしたものの、アタックからのペースダウンがなく約10分後にドロップしてしまいました。

その後はオールアウトしない程度にペースを整えつつも、カテゴリ内での順位をさげないようにゴールまで走りきり、理想は表彰台でしたが、今回は悔しくも4位でのゴールとなりました。

小林(毅)選手【E1/調布 修理・サービス店勤務】

JBCF第4回おんたけタイムトライアル

例年通り御嶽湖を約半周して折り返すコースでタイムトライアルレースが行われた。

当日の試走を済ませてアップに入ろうと思ったところで後輪がスローパンクしており、なんとか出走までに補修しましたが、出走前の準備時間がなくなってしまい、アップ含め十分に準備が出来ないまま出走することとなってしまいました。

定刻通りにスタートし、多少の風はあったもののペース配分に影響が出るほどではなかったので、事前に決めていた目標パワーをなぞるように距離を消化していきます。

序盤で踏みすぎて復路で失速するのが嫌だったので、往路は特にオーバーペースにならないよう注意し、折り返し地点は手元で10:30をマークしたが、予想より少し遅く、復路で巻き返したいところ。

復路もタレないことを意識してペーシングし、最後の2kmは全力でラストスパートをかけてタイムは21:09の7位でゴールとなりました。

小林(将)選手【E1/所沢店勤務】

JBCF第4回おんたけヒルクライム

標高約1,000m地点から約2,100mまで上り、高地のためパワーが出にくいコース。

パレード走行が終わり、リアルスタートがきられると、成田選手【mkw】の1人牽きが始まり、6~7倍パワーで突っ込んでいくので、始めから心拍がきつめになり、オーバーペース気味でしたが、早い段階で集団も小さくなってきていたので、プランとは違っていましたが粘って付いていきます。

スタートから5分経過した頃に、1分前にスタートしたJPTのメイン集団に追いついてしまい、この段階でE1の先頭集団は8名くらいまで絞られていました。

JPTのメイン集団は横いっぱいに広がっていて、前に出にくいのでペースが落ち着き、混走のような状態になってしまうので、端を走ったり、さがって後ろを走ったりしていましたが、明らかにペースは落ちてしまったので、スペースが空いたときにJPTの集団の前にあがります。

JPTのメイン集団は60名以上いるので、E1の選手は埋もれている感じで、先頭を走っても付いてくるのがJPTの選手だったので、邪魔にならないよう後方にさがります。

20分を経過した頃に成田選手がペースをあげているのが見えましたが、そのペースに付いていけないと判断し、ここでE1の先頭からは脱落。

JPTとの合流で、E1選手が何人いるのか良く分からない状態となり、後ろからくるE1選手には着いていくように意識し、残り2㎞で後方から1名の選手に追いつかれ、ゴールまで勝負しながら走り、最後で競り負けて13位でゴールとなりました。

茂呂選手【E2/新浦安店勤務】

優勝した大里選手【KINAN Racing Team MIE Junior】のペースアップで徐々に人数が絞られ、先頭は自分を含む3人になり、先頭のペースはオーバーペースだと感じ、レース終盤の酸素の薄さや残り距離を考え、先頭パックからドロップし、自分のペースで走ることにしました。

そのままペースで上って、前の選手を1人抜かし、そのままペースで走り2位でゴールとなりました。

目標としていたE1へ昇格しましたが、冷静なレース運びはできましたが、E1にエントリーするには実力が不足していると感じ、次戦に向けてより一層練習に励みたいと思います。

常富選手【E2/岐阜市橋店勤務】

JBCF第4回おんたけヒルクライム 

リアルスタート後の距離は19kmと、JBCFのヒルクライムでは最長。

前半は緩斜面、後半のスキー場区間からは斜度があがり、コーナーが連続するコース構成。

前半の緩斜面からハイペースでレースは進み、10分程で先頭は約10名に絞られ、6km地点あたりでチームメイトの茂呂選手含む3名が先行したため、残る4名でローテーションを回しながら前を追いかけ、斜度が緩いためスピードは出ますが、なかなか前との距離が縮まりません。

斜度があがるスキー場区間からは、標高が高いせいかパワーが出なくなってしまい、4位争いのパックから抜け出しつつ、昇格圏内の選手を捕まえるために、何度かアタックを試みますが後続を引き離すには至らず。

そのうちにかなりキツくなってきたので、このまま粘ってゴール前のスプリント勝負に作戦変更します。

しかし残り2kmで左の脹脛を攣ってしまいペースダウンし、脹脛を使わないようにペダルを回して上り続けますが、4位争いからは脱落してしまい、ゴール200m前では回復してきたのでラストスパートをかけ、直前で1名抜いて8位でゴールとなりました。

藤井選手【E2/ニッケパーク店勤務】

JBCF第4回おんたけヒルクライム

レースがリアルスタートし、3km地点まではメイン集団内で走っていましたが、徐々に苦しくなりドロップしてしまいました。

それ以降は足の痛みも出てきて、出力が3倍も出ない状態となり一度足をついてしまう。

再度走り出しましたが状況は好転せず、そのまま20位でゴールとなりました。

前日には現地に入り、もう少し高地に体を慣らしてから、レースを走る必要がありました。

霧生選手【E3/小田原店勤務】

JBCF第4回おんたけヒルクライム

自分自身は長いレースの後半の粘りが得意なので、相性は良いコース。

前半から6倍前後でレースが展開されますが、深い呼吸とライン取りを意識しながら付いていき、7km地点に差し掛かったところで、心拍的にオーバーペースだと感じ、自分のペースに切り替えたことで、先頭集団からドロップしてしまいました。

4.3倍〜5倍で淡々と踏み、自分のリズムで上っていき、スキー場に差し掛かって、斜度があがりしばらくすると、集団からドロップしてきた選手が見え、オーバーペースにならないように気をつけつつ踏み直して2人ほどをパスし、最後3kmでスパートをかけて、もう1人パスし、4位でゴールとなりました。

中村選手【M/本社勤務】

JBCF第4回おんたけタイムトライアル

序盤からスピードに乗せて走行し、ケイデンスをあげすぎないように重めのギアで一定に保ち、深い呼吸で回し続け、往路の上りで前走者を視界に捉え、下ってからの平坦路で追い抜き復路へ。

この時点で10分50秒程度と、目標よりは少し遅れていましたが、復路はやや追い風基調のため出し惜しみせず踏んでいきます。

復路の上りに差し掛かると、1分前出走の選手を視界にとらえ、下ってからの平坦路で追い抜き、あとはゴールまで難しい区間はないので、しっかりと頭を低くして全力で踏み続け、残り1kmからスパートをかけ、タイムは21分49秒で優勝することができました。

 

JBCF第4回おんたけヒルクライム

スタート後の集団は横に広がり、ゆっくりと進み、あまりにもゆっくりだったので、先頭に出て少しペースアップをしようとすると、誰もついてきません。

「先に行かせておけ」と考える集団の心理なのだろうか、そのまま集団は後ろに離れていき、突然の展開に困惑しましたが、図らずもスタート直後から単独で抜け出す形に。

そこから展開は特にないので、自分のペースを刻むのみで、カーブのインアウトの斜度、路面の舗装された場所などに気をつけながら走行し、スキー場区間から斜度があがるのでインナーギアに落とし、ペースを一定にして走り続け、そのまま1位でゴールとなりました。

大島選手【M/北岡崎店勤務】

JBCF第4回おんたけタイムトライアル

コースは特にテクニカルな箇所もなく短い上りが片道1箇所ずつのパワーコース。

定刻通りスタートしますが、何か集中出来ず落ち着かないまま、パワーと心拍、スピードを確認しつつ上り区間に入り、前走者を捕まえて下っていると抜いた選手に抜き返され少し焦る。

折り返し前に再度抜き返して復路へ。

後半も各データ見つつペーシングもしっかりできてゴールし、タイムは昨年と同じ位でしたがパワーは少なかったので良く言えば効率良く走れたと思います。

 

JBCF第4回おんたけヒルクライム

リアルスタート後は小林選手【SUBARU Cycling Team】が先頭を牽きペースを作り、1〜2分後にチームメイトの中村選手がジワリとペースをあげて、スルスルと抜けだすが誰も追わないので自分も集団内にステイします。

集団は中村選手を放置確定なので、1人でそのまま最後まで行ってもらい、後は自分が上手く立ち回って良いリザルトを残すのみ。

スタート5分程でメイン集団は5人に絞られ、メンバーは事前情報とほぼ変わらず。

矢野選手【LINKVISION GIRASOLE CYCLING】が積極的に牽いて、ローテーションはほぼ均等に回りながら進んでいきます。

10分程で堀井選手【シルベストFitters畑中】がローテーションをすぐ回すようになり、矢野選手も呼吸が荒く、長くは持ちそうになかったので、自分はまだ余裕があったのですが長くは牽かず、なるべくこの人数のままゲレンデまで温存したいと考えながら走っていました。

スタートから20分頃には矢野選手と堀井選手が千切れ、小林選手も脚が攣りそうと言ってローテーションも飛ばしだし、山下選手【明治国際医療大学】との一騎打ちの展開に。

ゲレンデ序盤は山下選手に先行されるものの、ペースで踏んでいたらすぐに追いついたので、九十九折の区間に入ってダンシングでペースアップをかけると距離があいたので残り25分は個人TTに。

良いペースで踏んでいきますが、徐々に太腿が嫌な感じがあり、脚攣りの兆候が出てきてしまいました。

ごまかしなが走り、残り3キロ看板付近で限界になりテンポ〜SSTペースが上限に。

ただ、これまでにも何度も攣った経験で、完全に攣らないように走るスキルは身についていたので追いつかれないペースを維持してなんとか2位でゴールとなりました。

次のレースは3か所に分かれてクリテリウム&タイムトライアル&ロードレース

次のレースは5月23日(土)~24日(日)にかけて3か所で開催されるレース、それぞれにMiNERVA-asahiの選手たちが参加を予定しています。

まずは、5月23日(土)~24日(日)に長野県木曽郡木祖村の奥木曽湖周回特設コースで開催される「第2回木祖村タイムトライアル」と「第2回木祖村ロードレース」。

続いて、5月24日(日)に大阪府堺市の大山公園周回コースで開催される「JBCF 第14回 堺クリテリウム」。

最後に、5月24日(日)に新潟県西蒲原群弥彦村の上泉―井田特設周回コースで開催される「JBCF 第5回弥彦ロードレース」。

今後もMiNERVA-asahiは更なる高みを目指して全力でペダルを漕いでいきますので、引き続き皆様からの応援・ご声援をよろしくお願いいたします。

過去のMiNERVA-asahiのレースレポートはコチラをご覧ください。