必見!簡単!シティサイクルの「乗り心地向上」講座 ~快適な姿勢と調整方法~

2025.04.21

快適・簡単な調整術をご紹介

4月も半ばを過ぎましたが、新生活にはもう慣れましたか?

新生活に合わせて、春から自転車に乗る機会が増えた人も多いと思いますが、もしも「なんだか乗りづらい…」とお感じでしたら、その違和感や乗りにくさ、ちょっとした調整で解決するかもしれません!

今回はシティサイクル(ママチャリ)の快適な姿勢と調整方法について解説します。

 

★10秒まとめ読み

実はシティサイクルでも効率の良い&楽な乗車姿勢があるのはご存じですか?今回はサドル・ペダル・ハンドルの3つのポイントを中心に解説します!

 

サドルの高さは気持ち高めが◎

サドルの高さは、座って両足を地面につけた時に、かかとがわずかに浮く程度がベストです。

※転倒が心配な場合は無理のない範囲で高さ調整しましょう!

 

普段よりサドルが少し高く感じるかもしれませんが、この高さにすることで足の力を無駄なくペダルに伝えられ、漕ぎやすさが格段に向上します!しかも、肥大化しやすい太ももの前側だけでなく、後ろ側の筋肉も使える漕ぎ方になるので、美脚効果も期待できるかも。

 

お尻が痛い場合は、下記の記事も参考にしてみてください。

▶軽快車タイプで「お尻が痛い…」とお悩みの場合

 

【サドルの高さ調整方法】

一般的なシティサイクルはサドルの下方にあるレバーを緩めることで、サドルの高さを上下できます。

高くするときは、これ以上上げたら危険な位置を示す「限界線」を越えないように調整してください。

レバーを締めたら、サドルを上下左右に動かして、しっかり固定されているか確認して作業完了です。

 

作業手順を動画で見る場合はこちら↓

ハンドルはサドルより少し高めの位置で!

一般的にハンドルは、グリップがサドルの座面からだいたい10~15cmほど上にくるくらいの高さに固定するのが適正とされています。

ただし、高すぎても低すぎても、腕や肩に負担がかかりやすくなってしまうので注意が必要です。ひじが軽く曲がる程度で、漕いでいるときにひざが当たらない高いさであればOKです!

ハンドルの高さや角度は工具さえあれば調整が可能な部分になりますが、作業が少し複雑です。ハンドルの固定は安全に大きく関わる部分のため、調整が必要な際は自転車店までご相談ください。

ペダルは指の付け根で踏む!

ペダルは、足の指の付け根部分が中央にくるようにして踏みましょう。

この位置でペダル踏むと、足の裏全体や土踏まずの位置で踏むときよりも足全体の筋力をペダルに伝えやすく、楽に自転車を進めることができます。

まとめ

・サドル

座って両足を地面につけた時に、かかとがわずかに浮くくらいがベストポジション!

・ハンドル

握る位置がサドルより10~15cmくらい高くなるように設定すると、走行が快適に!

・ペダル

漕ぐときはペダルの中央に足の指の付け根がくるように意識!

今回自分で調整する方法を紹介しましたが、紹介した部品はどれも安全な走行にかかせない部分です。最適な高さが分からない場合や作業に不安がある場合は、最寄りのサイクルベースあさひまでお気軽にご相談ください。

 

あさひの「あなたの街の自転車相談所」では、「自転車に乗ると前より疲れる」とか「駐輪場に戻ってみたら、自転車が倒れていた」など、自転車にまつわるよくあるご相談内容と対策についてご紹介しています。こちらも是非確認してみてください!

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TEXT: スタッフかにっこ