【MiNERVA-asahi】第1回新城クリテリウムレース2DAYS・レポート

2023.09.14

愛知県新城市で2日間にわたって開催されたクリテリウムレース

9月9日(土)〜10日(日)に、愛知県新城市の愛知県新城市総合運動公園内特設コース内にて「第1回JBCF新城クリテリウム2DAYS」が行われ、あさひ公式レーシングチーム「MiNERVA-asahi」の選手達も参戦しました。

※自転車レース特有のルールや用語はこちらでご説明しています。

これまでの2DAYSで開催されたクリテリウムレースでは、2日間ともに着順がつく形で開催されることが多かったのですが、今回の新城で行われたクリテリウムのJエリートツアーでは、初日に予選が行われ予選の着順により2日目のスタートラインナップ順(初日の成績が良かった選手から順番に並んでスタートする)が決まる形で行われました。

クリテリウムレースの場合、集団の後方になればなるほどコーナー毎にインターバルが掛かり選手のが削られます。その為、決勝レースでのスタートラインナップ順が非常に重要となります。

※マスターズは2日間共に決勝レースで開催されました。

<<コースマップ>>

出典:「第1回JBCF新城クリテリウム」テクニカルガイドより

 

今回のレースに参戦した選手は下記となります。

<<E1>>
予選:1.2km×35周=42km、決勝:1.0km×42周=42km
川勝選手【新金岡店
小林(毅)選手【大森店
佐藤選手【西宮丸橋店
能戸選手【浜松幸店
永友選手【THE BASE南大沢店
堀江選手【岐阜市橋店

<<E2>>
予選:1.2km×30周=36km、決勝:1.0km×36周=36km
結城選手【浜松幸店

<<E3>>
予選:1.2km×25周=30km、決勝:1.0km×24周=24km
大島選手【北岡崎店
後藤選手【川西店

<<M>>
DAY1:1.2km×25周=30km、DAY2:1.0km×22周=22km
堀井選手【池田店
中村選手【本社

今回、MiNERVA-asahiから参戦した選手達のレースレポートを、ぜひご覧ください。

川勝選手【新金岡店/E1】

予選=3位、決勝=9位

<<予選>>

翌日の決勝のスタートグリッドを決めるための予選。最悪DNFでも決勝を走ることができるので、1時間のトレーニングと割り切ってアタックを繰り返す作戦でした。

ゲストライダーとしてKINAN RACING TEAMから白川選手と花田選手、群馬グリフィンレーシングチームの小山選手が参戦していました。

序盤の数周回は初めてのコースだったこともあって、コーナー処理に手間取り20番手あたりでレースが進み、スタート直後は身体が動かず、キツくて耐えるだけの時間帯が続きました。

徐々に動けるようになってきたのでアタック開始。集団から抜け出して吸収されてを繰り返します。ゲストライダーの選手を中心にアタックがかかり続ける展開で、なかなかハード。コースレイアウト的にもハイスピードで流れるため、逃げグループを作るのが難しいレースでした。

とはいえ、常に一列棒状のレースは集団後方にダメージを与え続け、気がつけば先頭は残り10周回でゲストライダー2名を含む6名に。

正直あとはゴールするだけですが、容赦ないアタックは続き、最終周回に突入。

自分が勝つためには、どこかで抜け出さないといけないが、繰り返されるアタックへの反応しかできず、勝負はゴールスプリントへ。

残り200mで初川選手【ORCA CYCLING TEAM】がスプリントを開始し、優勝はシッティングのまま初川選手を差し切った中川選手【SBC Vertex Racing Team】でした。

自分は3位でゴールし、いま出し得る最高のリザルトだったと思います。

ゲストライダーを除いて完走5名と、想像を遥かに上回るハードなレースでしたが、翌日の決勝では若干コースが変わり、展開も違うものになると思うので、しっかり自分で展開を作り、良い着順でゴールできるよう最善を尽くしたいです。

 

<<決勝>>

天候はまさかの雨。ただ周回コースの一部が前日から変更となり、コース自体の難易度が下がったため、そこまで神経質になる必要はありませんでした。

チームとしてはどんどん攻撃していき、スプリンターを振い落とし、少人数での勝負に持ち込む作戦。自分は予選の順位のおかげで最前列からスタートします。

チームメイトの能戸選手や小林(毅)選手を中心にアタック合戦が序盤から続き、逃げこそ決まらないもののプランどおりに各選手が動いていきます。しかし、コースがイージーな分、アタックしてもすぐに集団に吸収されてしまいます。

とにかく能戸選手が動きに動いて、時々カウンターで自分がアタックするという展開でした。

途中、想像以上に深かった道路の凹みにハマってしまい、その勢いでボトルを落としてしまいましたが、幸いにもチームメイトの永友選手が2本持っていたので、1本もらって事なきを得ます。

レースの中盤以降も各チームが散発でアタックをかけますが決定打は生まれず。自分も何度かアタックを仕掛けますが、すぐに失速してしまい終盤での抜け出しは厳しそうな感じで、なるべく避けたかったのですが勝負はゴールスプリントへ。

5番手あたりで突入した残り500mの直角コーナーをよりによって失敗してしまい、前の選手と少しギャップが開いてしまい、ゴールまで頑張りましたが何名かにパスされて9位でゴールとなりました。

能戸選手【浜松幸店/E1】

予選=DNF、決勝=17位

<<予選>>

スタート直後からゲストライダーとして参加した白川選手と花田選手、小山選手がペースを作り、めちゃくちゃキツい展開に。

後ろにいるとインターバルが強烈にかかるため、集団の前方でレースの序盤はこなします。

集団のペースが落ちるたびに、ゲスト選手がアタックを仕掛け、全くペースが落ちないまま10周回程が経過していきます。

かなりハイペースで展開されたため、最初の3〜4周回目にはすでに心拍が限界近くなっていました。

それでも、なんとか集団に張り付いて走っていましたが約半分の20kmを過ぎたところで集団からドロップしてしまい、そのあと6周回ほどを単独で走りましたが、先頭にラップされそうになったところでDNFとなりました。

 

<<決勝>>

レース開始前に大雨が降り出し、ウェットコンディションに。

予選完走者が5名しかいなかったため、予選DNFなのに2列目からのスタートに。

昨日のレーススタート直後のペースが、みんなの頭にあるのか、前に上がりたい選手が多く2日目も序盤からハイペースな展開になりました。

ただ、今レースはエリートのポイントをかけた決勝戦ということもあって、ゲストライダーの3選手がペースアップすることはない様子。

2周回目の終わりにあたりにチームメイト小林(毅)選手がアタックを仕掛け、数名が反応します。

半周ほどで先行した逃げを吸収し、次もチームメイトの川勝選手がアタック。集団が活気付いて間も無く吸収されます。

吸収したところで、一呼吸おいて、自分もアタック

そのまま5〜6秒のタイムギャップを作り、2周回ほどの単独走に持ち込みます。

吸収されそうになったタイミングで川勝選手がカウンターでもう一発アタック

それが吸収されて次は自分がアタック。とレース序盤から中盤にかけてはチームプラン通りに。

また、レース中盤の3回目に抜け出した時にはブリッジしてきた2名の選手と3人で、最大10〜13秒ほど集団からタイムを奪うことができましたが、ここも集団は緩む様子がなく、次の周回には吸収されてしまいます。

その後も、別の選手と集団から抜け出しましたが、その動きでが終わってしまい、スプリントには、全く絡めずじまいでした。

チームとして展開は作りましたが、決め手にかける結果となりました。

永友選手【THE BASE南大沢店/E1】

予選=DNF、決勝=11位

<<予選>>

エントリー人数が少なかったので、翌日のスタート順を決めるレースへ変更となり、そんなきつい展開にはならないだろうと思っていたらゲスト参加のプロ選手がペースをあげていくので、7周回目くらいでメイン集団からドロップし、12周回完了時にDNFとなりました。

 

<<決勝>>

レース前にチームメイトの川勝選手から人数を減らすために序盤からペースをあげていくと言われていたので、振り落とされないように前で展開するように心掛けました。

途中、チームメイトの能戸選手が何度か逃げてくれたので集団先頭でコントロールしたりしていましたが、1周が1kmと距離が短い事や有力選手の追走もあり、そこまでタイム差を作ることは出来ません。

結局、集団のコントロールや追走等にを使ってしまい、スプリントには絡めず11位でレースを終えました。

小林(毅)選手【大森店/E1】

予選=DNF、決勝=DNF

<<予選>>

予選とはいえ翌日の決勝のスタート順が決まるのみで、普段より全体的に活気がない印象でした。

人数が少なく翌日のスタート順はレース内容に関係しないと考え、予選は普段あまりやらない最後のスプリントに備えた走りを練習できればと思いスタートラインに並びます。

しかし、スタート直前になって白川選手と花田選手、小山選手の3人がゲスト参戦すると発表。

プロと同じレースを走れる機会は少ないため、スタート直前にプロの後ろを可能な限り走ることに目標を変更しました。

スタート直後から白川選手、花田選手、小山選手を筆頭に激しいペースアップが始まります。コーナー処理や踏むタイミングなどを見ながら先頭でローテーションするようにしていましたが、数周しか持たず集団からドロップ

同じくドロップした選手とグルペットとなり、しばらく走行しましたがそのままDNFとなりました。

短い間ではありましたが学びのあるレースとなりました。

 

<<決勝>>

前日と同じく白川選手と花田選手も出走し、コースもコーナーが少なくなることから序盤から速いレースが想定されました。

チームの作戦として自分たちから動いていく作戦だったのでチームメイトの動きをよく見ながら動くようにし、アタックにも積極的に反応していきます。

雨が降り調子は良かったのですが、レースの半分ぐらいで急に足に力が入らなくなってしまいDNFしてしまいました。

レースが決まるようなタイミングまで残れず、仕事を全うできたと言える動きもできず、ただ不甲斐ない結果となりました。

佐藤選手【西宮丸橋店/E1】

予選=DNF、決勝=DNF

<<予選>>

2日目に予選を勝ち抜いた選手で決勝を行うと言う新しい試み。しかし、エントリー人数が少なかったためか予選・決勝とも組分けがされず、ルールは変更されてDNFでも予選通過となり決勝に進出することができます。

そのため、予選は無理をせず緩い感じで走るのでは?と周りの選手は話していましたが、いざレースがスタートすると1周目から積極的にアタックする選手が多くハイペースな展開に。

そのため集団の後方はバラバラになり、前の集団に追いついてはを休め、追いついてはを休め、を繰り返しましたが、追い付けない距離に集団が離れてしまったためDNFとなりました。

 

<<決勝>>

アップの代わりに宿泊していたホテルから会場までは自走でを回します。

スタート直後から高強度なレースが展開されると予測し、普段はあまりしないローラーでのアップもしっかりします。

しかし、スタート前から大雨が降り出し、さらにコンディションは悪くなりました。

前日の予選のこともあり、皆が前にあがろうとリアルスタート直後からハイペースですすみます。

コース上には大きな水溜まりもでき、前に上がるのが難しい状況に。落車のリスクもかなり高まっていたので集団の最後尾あたりを走るようにします。

2回ほど落車があり、突っ込んでしまった選手もいましたが、車間を空けていたので余裕をもって避けることができました。

予選の時のようにバラバラになる事はなく、耐えきれなくなった選手からドロップしていきます。

集団から置いて行かれれば即終了となるで、を残す事など考えず、全力で踏み続けます。

人数が減れば、集団も緩む時があると願いながら耐えますが12周回目でタイムアウトとなりDNFとなりました。

堀江選手【岐阜一橋店/E1】

予選=DNF、決勝=DNF

<<予選>>

決勝の並び順決めるための予選ということもあり、そんな速度が上がらないであろうと望んだ予選。

スタート直前にゲストライダーの3選手が参加ということが分かり、ハイペースとなることが予想されました。

レーススタート後は何度もアタックが繰り返され、自分はそれに反応するはなく、メイン集団で周回をこなします。

中々のスピードでレースが展開されたこと、次の日が決勝ということもあり、レースを降りる選手も多々いました。

ラスト10周回くらいで決定的なアタックが決まり、それにチームメイトの川勝選手が乗っていたことを確認し、自分はその後に続く3〜4人のパックで完走を目指しましたが、ラスト5周回あたりでDNFとなりました。

 

<<決勝>>

前日の予選は少し頑張ったこともあり、スタートは2列目に並ぶことができましたが、リアルスタートから後ろの選手が一気にスピードを上げるため、あまり意味がありませんでした。

前日と同様にメイン集団でレースをこなしましたが、散発するアタックでハイスピードな展開となり脚力不足によりDNFとなってしまいました。

結城選手【浜松幸店/E2】

予選=DNF、決勝=16位

<<予選>>

リアルスタートしてすぐにファーストアタック

メイン集団吸収されたタイミングで別の選手2人がアタック

集団が止まってしまい、先頭に出るものの逃げと数秒差がついてしまいました。

集団は全く追う意思がなく、2〜3人しかローテーションに加わらない展開となり、逃げとの差が40秒近く開いたので強めに引きます。

残り15周回位から、メイン集団内でもアタックが何回か掛かりますが、それにはしっかり反応。

残り2周回の後半で、そのまま集団についていく事ができずDNFとなりました。

 

<<決勝>>

リアルスタートが切られ、しっかりペースをあげていきます。

前日の予選を独走で勝った佐藤選手【TEAM YOU CAN】を、マークします。

佐藤選手の何度もアタックを繰り返すフィジカルには驚くばかり。

佐藤選手がアタックし、それを集団が追い、吸収を繰り返していました。

10周回ほど終わった時点で少し回復しようと後ろにさがったタイミングで佐藤選手が再びアタック

なんとか追走を掛けたものの、逃げは決まってしまいました。

それと同時にかなり雨脚が強くなり、コーナーでリアタイヤが滑り、かなりナーバスな状態になってしまいました。

何度か追走がかかって、それに乗るものの、すぐに吸収されてしまい、早々に集団は2位争いの雰囲気に。

残り5周回位からは、コーナーが怖くて何もできなくなり、集団後方でのゴールとなりました。

大島選手【北岡崎店/E3】

予選=6位、決勝=5位

<<予選>>

コース幅が細いクランク+石畳っぽい箇所+グレーチング+マンホール有り、と個人的には苦手な構成が盛りだくさんなコースだったので、落車だけはしないようにスタート。

リアルスタート後は一気にあがることもなかったが、試走で感じた苦手意識が引き続きあり、コーナーでインターバルがかかりにきます。

無駄を避けるため少しずつ慣れてきた所で、集団前方で展開するように切り替え、インターバルを抑えつつ走っているとどんどん集団の人数が減っていきました。

最終周回の途中で住吉選手【ORCA CYCLING TEAM】がアタックをかけ、それに集団が反応したところで踏み遅れてしまい、最後は無理に踏まずにそのままゴールとなりました。

 

<<決勝>>

リアルスタート後、最初の数周回は中盤〜後方で待機して様子をみて、少し緩んだタイミングで集団の先頭まであがっていきました。

途中で雨が強くなり、路面に水が浮いた直角カーブで後輪のグリップを失いバランスを崩してしまい、ドライでは問題無かった後輪のトラクションに不安を感じるようになってしまいました。

まだレースも半分も終わっていない時点で、まだ距離も残っていましたが、落車を避けるためマージンをとって直角カーブを走るようにし、ゆっくりカーブに入り車体が起きあがったら踏み込むようにして対処します。

途中で2人の選手がアタックしましたが反応できず、逃げとは差がひらいてしまったので、集団の先頭を取ることに頭を切り替えて最後の周回へ。

直角コーナーで遅れるのがわかっていたので周回頭から強く踏みスパートをかけ、直角コーナー後に1名抜いてラスト300m。

残っていた力振り絞るもスピードが伸びずに2名に捲られ5位でゴールとなりました。

後藤選手【川西店/E3】

予選=DNF、決勝=7位

<<予選>>

初日は翌日の決勝レースのスタート順を決めるための予選だったので、もっとスローなペースで進むと思っていたのですが、リアルスタート直後から、みんな全開でスタートします。

コース途中のS字コーナーではインターバルがかかり、タイル張りのような石畳のような路面のエリアもあり、その都度集団が伸び縮みすることでが削られ、わずか5周回を走ったところでDNFとなってしまいました。

 

<<決勝>>

予選とは異なりシンプルなオーバルコース。

散々な結果だった前日を省み、試走を入念に行い一箇所ある下りのコーナー処理のイメージを固めました。しかし、レース直前で天候が変わり、ウェットコンディションとなってしまいました。

序盤はコースを確かめるように確実に走行。下りコーナーが想像したよりも悪い状況ではなかったため、試走のイメージ通りに入るようにします。

レース中盤を過ぎたあたりのホームストレートで1人の選手が落車。真後ろにいたため危うく巻き込まれるところでしたがギリギリのところで回避。

前方の集団との距離が開くことを警戒しましたが、緩んでいたため難なく追いつくことができました。

レース終盤に2名の逃げが出たが追うは残っておらず、結果としてその2名がワンツーフィニッシュとなりました。

集団内の先頭をとるためスプリント勝負に賭けましたが、何もできずに7位でゴールとなりました。

中村選手【本社/M】

DAY1=2位、DAY2=2位

<<DAY1>>

マスターズのリーダージャージを着用するヨノツ選手【LT United Cycling Team】とは4ポイント差のため、先着さえすればリーダージャージを奪還できる。

何とかして先着したいところ。

スタートして序盤は山崎選手【mkw】が先行し抜け出し、序盤からの単独の動きのため静観していると、誰も追おうとせず消極的な展開。

集団が逃げ吸収してからも、特定のメンバーだけで集団を回しているがそれ以外は動きません。

90度ターンのコーナーを利用して後ろを引き離そうとしても引き剥がせずもどかしい状態が続きます。

最終周回に入り、事前に確認していた残り250mからロングスパートをかける予定でしたが、それよりも先にヨノツ選手に先行スパートをかけられ、コーナーで開いた差を埋めきれずに2位でゴールとなりました。

 

<<DAY2>>

前日の反省を振り返り、最終周回の立ち回りを堀井選手と確認。

レース展開は昨日と変わり、代わるがわる先頭交代を行い、積極的に周回をこなしていく展開に。

その分ペースは速く人数も少ないため、逃げは決まらずこの日も集団スプリントになる気配が強くなっていきました。

徐々に自分とヨノツ選手が引く時間が長くなり最終盤に向けてローテーションをコントロール。

迎えた最終周回、最終コーナー手前でチームメイトの堀井選手が飛び出し、先頭でコーナー通過することを目指しますが、これを感じたヨノツ選手がそうはさせまいと前に出て先頭でクリア。

この場合のプランは堀井選手に早がけしてもらいアタックし、リードアウトしてもらう予定でしたが堀井選手は前におらず、ヨノツ選手と追いかけ横に並ぶ状態に。

スプリントで先に前に出られれば、こちらに分があるためヨノツ選手が振り返った後の自分を見ていないタイミングを見計らいペースアップを図りますが、ヨノツ選手もすぐにこれに気付いてゴールスプリントへ。

前日よりは差を詰めることができたものの、自身のスプリントも伸びず前日同様2位でゴールとなりました。

堀井選手【池田店/M】

DAY1=8位、DAY2=7位

<<DAY1>>

試走の段階でカーブ後に少し上りがあり、その上りで仕掛ければ逃げを作れそうでした。

いざレースが始まると先頭を走る選手は限られていて、最後のゴールスプリントを狙う選手が多い雰囲気でした。

先頭交代してもペースがあがらず、アタックしても集団に張り付かれて、が繰り返されます。

気がつけば残り3周回、状況は変わりません。

気持ちが切れた瞬間、番手を落としてしまいのそまま最終周回へ。

何名かコーナーあけで抜きましたが苦手なスプリントで負けてしまい集団最後尾でゴールとなりました。

 

<<DAY2>>

スタート後は、かなり穏やかに距離を消化するように集団は進みます。

ヨノツ選手【LT United Cycling Team】が集団後方にさがったタイミングでアタックしましたが、ヨノツ選手にチェックされてしまいます。

その後ラスト3周回ぐらいで山﨑選手【mkw】がアタックし自分がチェックした時に後方を振り返ると集団が着いてきませんでしたが、ヨノツ選手の追走により追いつかれてしまい振り出しに戻ります。

最終周回で作戦通り中村選手と一緒にアタックするも第1コーナーで他の選手と接触しそうになり失速してしまい、スプリント力のない自分は最後尾でのゴールとなりました。

次のレースは南魚沼クリテ&ロードレース

次戦は9月17日(日)に、新潟県南魚沼市六日町・坂戸特設コースで開催される「第3回JBCF南魚沼クリテリウム」と、18日(月/祝)に三国川ダム周回コースで開催される「第8回JBCF南魚沼ロードレース」にMiNERVA-asahiの選手も参加を予定しています。

クリテリウムは南魚沼市六日町の一般公道を使ってレースが行われ、毎年コース脇には沢山の方々が応援していただける選手も楽しみにしているレース。

2日目のロードレースは三国川ダムの麓からスタートし、厳しい上りとゴール地点に向けてのダウンヒルが特徴的な厳しいレース。

特にロードレースのE1クラスタでは、上位で入賞することで2024年度の全日本自転車競技選手権への出場権も与えられる為、非常に大事な一戦となります。

MiNERVA-asahiは更なる高みを目指して全力でペダルを漕いでいきますので、引き続き皆様からの応援・ご声援をよろしくお願いいたします。

過去のMiNERVA-asahiのレースレポートはコチラをご覧ください。