【MiNERVA-asahi】大阪タイムトライアル&クリテリウム in堺浜・レポート

2024.09.12

第1回大阪タイムトライアル in堺浜 & 第2回大阪クリテリウム in堺浜

しばらくレースが無かったJBCFですが、9月7日(土)~8日(日)の2日間にわたって大阪府堺市の海とのふれあい広場特設コースで「第1回大阪タイムトライアル in堺浜」と「第2回大阪クリテリウム in堺浜」が開催され、あさひ公式レーシングチームMiNERVA-asahiの選手たちも参戦しました。

※自転車レース特有のルールや用語はこちらでご説明しています。

今年の4月にも同会場で第1回目となるクリテリウムが開催され、E1では佐藤選手が優勝しました。

【MiNERVA-asahi】第1回JBCF大阪クリテリウムin堺浜・レポート

今回は土曜日に1.7kmのコースを使ったタイムトライアルが開催され、日曜日にはクリテリウムが開催されました。

クリテリウムは同じコースを使ってサイクルロードレース協会(CRRA)が主催する「堺浜クリテ」が年に5戦ほど開催されているため、関西のメンバーは非常に走りなれた、いわばホームコースのようなもの。

ただ、タイムトライアルは初めての開催となる為、ライバルチームの選手達も含めて初めて走るコースをいかに攻略するかで勝敗が分かれます。

 

<<コースマップ>>

出典:「第1回大阪タイムトライアル in堺浜/テクニカルガイド」より

 

<<コースマップ>>

出典:「第2回大阪クリテリウム in堺浜/テクニカルガイド」より

 

今回のレースに参戦した選手は下記となります。

【第1回大阪タイムトライアル in堺浜】

<<E1>> 1.7km×1周回=1.7km
大倉選手【センター南店勤務】、川勝選手【八尾店勤務】、佐藤選手【西宮丸橋店勤務】

<<M>> 1.7km×1周回=1.7km
中村選手【本社勤務】

 

【第2回大阪クリテリウム in堺浜】

<<E1>> 0.95km×27周回=25.65km
大倉選手【センター南店勤務】、川勝選手【八尾店勤務】、佐藤選手【西宮丸橋店勤務】、能戸選手【浜松幸店勤務】

<<E2>> 0.95km×20周回=19.0km
大島選手【北岡崎店勤務】、竹中選手【奈良店勤務】

<<E3>> 0.95km×16周回=15.2km
後藤選手【静岡インター通店勤務】

<<M>> 0.95km×16周回=15.2km
中村選手【本社勤務】

【リザルト】

<<第1回大阪タイムトライアル in堺浜>>

大倉選手【E1】=2位(タイム2分19秒77・平均速度43.78km/h)
佐藤選手【E1】=4位(タイム2分22秒46・平均速度42.96km/h)
川勝選手【E1】=10位(タイム2分27秒82・平均速度41.40km/h)
中村選手【M】=1位(タイム2分22秒74・平均速度42.87km/h)

<<第2回大阪クリテリウム in堺浜>>

佐藤選手【E1】=2位
能戸選手【E1】=25位
川勝選手【E1】=26位
大倉選手【E1】=27位
竹中選手【E2】=11位
大島選手【E2】=22位
後藤選手【E3】=17位
中村選手【M】=1位

今回、MiNERVA-asahiから参戦した選手のレースレポートを、ぜひご覧ください。

佐藤選手【西宮丸橋店勤務/E1】

■第1回大阪タイムトライアル in堺浜

午前中に行われた一般レースのタイムが、2分25秒を切れば入賞できるラインだったので、せめて2分前半ぐらいのタイムなら入賞の可能性があるが、2分半をオーバーするとなると入賞するには少しきついと予測します。

スタート直後は向かい風のため、もがいて速度を乗せます。

バックストレートからUターン地点までは追い風のためを休めますが、折り返しのUターンで安全策のためスピードを落としすぎてしまい失速。

再び立ち上がりでもがいて、向かい風区間に。ここが頑張りどころと全力で踏みます。

いつもよりコース幅が狭くなっている最終コーナーを安全に抜けて、追い風区間に入るのでフォームを気にせずひたすらゴールまで踏みます。

出し切りましたが、2分22秒とゴール時点で暫定2位のタイムでした。

あわよくば優勝の可能性もあるかと思っていましたが、やはりそんなに甘くはありませんでした。

その後も、直後に走ったチームメイトの大倉選手が自分のタイムを更新し、優勝候補の奥山選手【YURIFitCyclingTEAM】も、さらにそれを上回って暫定4位に。

そのまま、ズルズルと順位がさがっていくかと思いましたが、ギリギリ抜かされることなく4位で確定となりました。

惜しくも表彰台は逃しましたが、上位を狙えるコースだったので次回も開催されれば、また参加したいと思います。

 

■第2回大阪クリテリウム in堺浜

春の第1回大阪クリテリウム in堺浜では優勝することができ、毎年行われているホビーレースでも入賞の多い得意なコース。

今回チームからは、川勝選手だけではなくタイムトライアルで好成績残す大倉選手や、安定した高い走力を持つ能戸選手が参加しました。

大倉選手で逃げを狙い、スプリント勝負になれば私をアシストしてもらう作戦でした。

予報では最高気温が35℃だったので氷を多めに持ちスタート地点へ。

序盤はチームメイトに任せて、自分はできるだけを温存する走りをしつつ、動きに対応できるよう集団の真ん中より前方をキープします。

予定では大倉選手が逃げる予定でしたが、川勝選手が様子見のアタック

他のチームの誰かが追ってを使ってくれないかと思いましたが、誰も行かず2周回ほどで川勝選手は集団に戻ります。

ポイント賞を狙ってペースがあがったり、飛び出しが散発したりしますが決定的な逃げには至らず、周回は進みます。

終盤に差し掛かり、前川選手【VC FUKUOKA DEVELOPMENT TEAM】が飛び出し、じわじわと集団が離されるので大倉選手が追いますが、他の選手はローテーションに参加せず。

川勝選手に「ちょっとまずいかもね」と伝えましたが、大倉選手は先頭固定で数周回を消化。

かなりキツかったと思いますが、頑張って追走してくれたお陰で、集団の速度は落ちず逃げとの差が大きく開く事はなく、逃げを追うことを諦めて集団が停滞することは避けられました。

残り5周を切ったあたりでTeam Kermis Crossがペースアップします。

集団を引き連れる為にを使ってしまった大倉選手の代わりに、能戸選手がMiNERVAトレインの先頭に入ります。

能戸選手、川勝選手、自分の順番で最終周回へ。

理想的すぎて「こんなに上手くいっていいのか?」と思ったほど。

バックストレートに入り能戸選手から川勝選手に先頭が代わり、後続を千切るつもりでしたが、それは出来なかったので川勝選手に「全力で牽いて!」と叫びます。

右から中司選手【Team Kermis Cross】が、あがってきたので中司選手の後ろについて、最終回コーナーを2人並んで抜け、立ち上がってからスプリントを開始。

ゴール手前のクランク状のカーブのイン側でライン取りしますが、速度が速く膨らんでしまい、踏む足が緩みます。

だがこれなら勝てる!と思いましたが、脚が回り切っているので少し楽をしようとシフトアップした瞬間左から別の選手の気配が。

まずいと思い踏み直しますが、ケイデンスが落ちてしまい踏めずに伸びません。

少し先に行かれてしまい、ハンドル投げに集中しますが、それも届かず2位に終わってしまいました。

前回は、少ない勝率を全てが上手く組み合わさって僅差で勝利することができましたが、今回はずっと高い勝率だったにもかかわらず、細かいミスとは言えないミスの積み重ねにより僅差で敗北してしまいました。

アシストしてくれたチームメイトには申し訳なさすぎました。

ただ、他は誰もついて来られなかった中で、私をマークして差し切り優勝した安川選手【栄徳高等学校】が単純に強かったと言うのは間違いないと思います。

能戸選手【浜松幸店勤務/E1】

■第2回大阪クリテリウム in堺浜

自分の役割は最終盤の逃げへの対応と、チームメイトの佐藤選手のスプリントアシストすることでした。

序盤から逃げを狙う動きが散発しますが、すぐ吸収を繰り返します。

残り10周回を切ったころ、前川選手【VC FUKUOKA DEVELOPMENT TEAM】が飛び出し、集団とじわじわ差を広げていき、この日1番の逃げではありましたが、チームメイトの大倉選手が集団を牽き続け、差を広げないよう展開してくれます。

残り4周回を切ったあたりからTeam Kermis Crossが前に固まってペースアップし、この逃げ吸収

集団の前方では川勝選手と佐藤選手が並んで位置付けています。 

残り2周回のバックストレートで、集団左から位置をあげて2人のところに合流し、川勝選手に後ろについてもらうよう呼びかけTeam Kermis Crossのトレインの左側をまくって先頭へ。 

最終回の入りは自分、川勝選手、佐藤選手と理想的。

残り2周回のバックストレート終わりから最終周回のバックストレートに入ったところで、川勝選手に繋いで、自分はここで終了。

ゴールは佐藤選手がトップと僅か0.03秒差で2位となり、優勝がここまで目前だっただけに、非常に悔しい結果に。

自分がもう少し長く引けていればと思ってしまいます。

川勝選手【八尾店勤務/E1】

■第1回大阪タイムトライアル in堺浜

自分には不向きな1.7kmのショートコース。

とはいえ今年になって走ったタイムトライアルは2レースとも入賞しているので、6位以内を目指して走ります。

装備や機材は基本いつもと変わらずロードレースのままですが、パールイズミのエアロシューズカバーを着用し、CADEX50 ultraをチームメイトから借りて出走しました。

追い風区間は頭を下げて速度を上げ、向かい風区間は全力で踏みます。

手元のタイムは2分30秒程度で暫定9位。

しかし、次走者にタイムを上回られて、結局10位と表彰対象外の結果となりました。

 

■第2回大阪クリテリウム in堺浜

ライバルは人数を揃えるTeam Kermis Crossや、前日のタイムトライアルで優勝した奥山選手【YURIFitCyclingTEAM】は要注意。

残り10周回くらいから前方に集まって位置どりに備えます。

残り7周回くらいで前川選手【VC FUKUOKA DEVELOPMENT TEAM】がアタック

小林選手【ミルキーウェイ和歌山】も、あとからブリッジして2名が5秒差程度で逃げ続けます。

強力な2名だけど、集団は泳がせている感じで、チームメイトの大倉選手は先頭固定でを使ってしまっている。

思わず「大倉下がれ!」と声をかけます。

同じくチームメイトの佐藤選手は、しっかり自分の後ろに位置してくれています。

ラスト4周回くらいでTeam Kermis Crossがペースアップ。

少し番手をさげてしまいましたが、佐藤選手とはぐれないように少しずつ前へ。

後ろからチームメイトの能戸選手が、自分の身体をポンと叩いて前に入ってくれました。

逃げていた選手は、いつの間にか吸収されており、スプリントに備えて集中力を高めます。

ファイナルラップは能戸選手を先頭に自分、佐藤選手の順に突入し、理想的な展開へ。

バックストレートで能戸選手に代わり、目標地点まで全力で牽きます。

しかし、数秒届かず中司選手【Team Kermis Cross】に並ばれたタイミングで、佐藤選手にゴールスプリントを託します。

佐藤選手の結果は優勝した安川選手【栄徳高等学校】にわずか0.03秒及ばず2位という結果でした。

佐藤選手の優勝だけを目指していただけに悔しい結果となりましたが、チームとしては作戦どおり走れていたので、自分がもう5秒でも頑張れていたら違う結果になっていたかもしれません。

大倉選手【センター南店勤務/E1】

■第1回大阪タイムトライアル in堺浜

タイムトライアルとはいえ、距離は1.7kmとかなりのショートコース。

少し苦手意識を持ちながらも、勝つ気持ちで挑みました。

先に走ったチームメイトの中村選手からコースを走った感想をもらい、このアドバイスがかなり吉と出たと思います。

前走者を見た感じだと優勝するためのターゲットは2分20秒切り。

アドバイス通りの速度でコーナーをこなして折り返しポイントへ。

手元のタイムはターゲット通りの1分09秒。

復路は向かい風なので、あとは全力で踏み切るのみ。

ゴール時に聞こえたアナウンスは2分19秒77で暫定1位。

その後、後から出走だった奥山選手【YURIFitCyclingTEAM】に0.4秒更新され結局2位となりました。

 

■第2回大阪クリテリウム in堺浜

レース序盤からアタックは頻発するが決まる気配はありません。

有力選手がアタックすると反応するようにしていました。

その後も、目立った動きもないままレースは中盤へ。

前川選手【VC FUKUOKA DEVELOPMENT TEAM】と小林選手【ミルキーウェイ和歌山】が先行し、反応せず見逃していましたがタイム差が広がったように感じ、残り7周回だったので内心かなり焦っていました。

逃げ切られることはないと思っていましたたが嫌な予感。

集団を引き連れて、この逃げを潰すことに。

ここでかなり無駄脚を使ってしまい、そのせいで最後のチームメイトの佐藤選手のリードアウトには参戦できませんでした。

自分の無駄脚を能戸選手が上手くカバーしてくれて、川勝選手と共に佐藤選手のリードアウトをしてくれた結局、佐藤選手は最後のスプリントで2位となりました。

たらればですが、リードアウトに自分が参戦していたら、と思うと悔しい結果です。

竹中選手【奈良店勤務/E2】

■第2回大阪クリテリウム in堺浜

前回の2024JBCF広島トヨタ広島クリテリウムから1ヶ月半。

夏の暑さにやられて、調子は右肩下がりですが、やれるだけやりきるつもりでスタートします。

少し多めの60名ほどのエントリーでしたが、チームランキング1位の恩恵で先頭からスタート。

ローリングスタートで先頭をキープして、リアルスタート後は無駄脚を使わないように集団の中盤で周回を消化します。

中切れに気をつけつつ、集団内の位置をさげすぎないように注意して、先頭に出る時もを使わないようにします。

逃げを狙う動きも、あまりないままハイスピードでレースは進み、集団スプリントが濃厚な展開になります。

最後のスプリントに向けて位置をあげ、最終コーナーを15番手ほどで抜けます。

もう少し番手をあげたかったのですが、バックストレートでスペースが狭く番手をあげきれませんでした。

最終コーナーを抜けてスプリントを開始しますが、力尽きてドロップしてくる選手を交わしながら、もがくことができずに11位でゴールしました。

大島選手【北岡崎店勤務/E2】

■第2回大阪クリテリウム in堺浜

8月は、1ヶ月間しっかりと走り込むことができ、調子も維持できてコンディションは上々。

ただし直前で膝痛が出たのが少し不安要素でした。

スタート後は、いつも数周回は後方で待機することが多かったのですが、全体のペースがあまりあがらなかったのでそのまま前方をキープします。

マークしていた奥村選手【サイファアスリートクラブ岡山】が、少し飛び抜けたので半周回程使ってジョインします。

そのまま逃げるかと思いましたが、脚を緩めたので集団に戻ります。

常に前方で走りつつ、マークしていた松木選手【VC VELOCE】が、何度か先頭にでる場面があったので番手につくように意識して周数を重ねていきます。

その後は、アタックは発生するもののチェックできていたので、前回のように逃げを見逃すことはなく、18周回目までは位置をキープできていましたが、ラスト2周回のペースアップでがキツくなり、位置を維持できず、最後のスプリントにも絡むことができずに集団後方でゴールとなりました。

後藤選手【静岡インター通店勤務/E3】

■第2回大阪クリテリウム in堺浜

前回の第1回大阪クリテリウム in堺浜では、序盤の立ち回りが課題だったので、今回は先頭付近に走行しつつ無駄脚を使わないよう心がけます。

レースは終始落ち着いて展開し、先頭付近にポジションをキープしたまま周回を消化していきます。

残り3周回で4名の逃げあり、反応が少し遅れましたが追走をかけます。

後方集団はついてきていなかったため、結果を見れば無理をしても、そのまま追うべきたったのですが、レース時は逃げのペースが速く単独では厳しいと感じて、後方集団へ戻ってしまいました。

最終周回で逃げ吸収しましたが、コースのイン側に居たためアウト側からの最後の追いあげに対応できずに、そのまま集団ゴールとなりました。

中村選手【本社勤務/M】

■第1回大阪タイムトライアル in堺浜

マスターズの出場選手はわずか4名。

ライバルは山崎選手【mkw】で、春の第1回大阪クリテリウムin堺浜ではスプリントで敗れており、脚質的にもトラック系なので、このコースに向いている選手。

なんとか勝ちたい。

今回はロードバイクにDHバーを装着して出場し、短い距離なのでこちらの方が取り回ししやすいと判断しましたが、結果的にはTTバイクの方が有利だったと思うコースでした。

スタートしてスピードに乗り、苦手とするインからの右コーナー。

試走もかねて午前中に出場した一般の部でオーバーランしたこのカーブを、落ち着いて最小限の減速で抑え一気に加速。

長い直線はDHバーを持ちスピードを54km/hまであげます。

途中にあるグレーチングも試走でイメージした通りにこなして折り返しの180度ターンへ。

ここで少しだけ想定よりイン側から入ってしまいロスをしましたが、素早く加速します。

復路は向かい風が強く45km/hまでしか伸びませんが、アウト側から緩やかに曲がるためブレーキはかけず、スピードを落とさないように一気に曲がり、最後のストレートへ。

一気に駆け抜けてゴール!

タイムは2分22秒と一般の部のタイムより3秒縮めてのゴールとなり、マスターズカテゴリで優勝しました。

全体でも6番目のタイムとなっており、しっかりと走り切ることができました。

 

■第2回大阪クリテリウム in堺浜

クリテリウムは春の第1回大阪クリテリウムin堺浜や、いつもの堺浜クリテリウムと同じ周回コースを使って開催され、タイムトライアルにも出場した山崎選手【mkw】と、元プロのスプリンターで昨年・今年の春とスプリントで敗れている辻選手【TeamZenko】がライバル。

できれば、この2人とはスプリント勝負はしたくない。

とは言え、参加人数が少ないので追走できる選手が薄いことから、序盤からアタックして逃げ、少人数の逃げだとしても最後はロングスパートで突き放してスプリントにせずゴールしたいところ。

幸いにもバックストレート強風向かい風のため、得意なコースコンディションでした。

追いたくない集団心理が働けば、単独でも逃げ切れそうです。

ただ、前日の暑さが身体から抜けず、アイスバスに浸かったり氷菓を食べたりしても、深部体温が熱い最悪の体調。

会場についてからは日陰でかき氷を食べて昼寝、マッサージを受けるなどして回復に徹しました。

回復後の試走は時間目一杯の10周回走っておき、バックストレートでの踏む感触を確かめます。

レースがスタート。

予想通り山崎選手が序盤から飛び出します。

普段なら、ここにいつもは見送り集団で捕まえるところですが、自分も追いつき、すかさず逃げを始めます。

ただ、集団はこれに食らいついてきて、すぐに追いつかれてしまいます。

その後は、何度かバックストレートでペースアップしても集団はついてきて引き離せず焦り始めます。

しかし、ほとんど誰も前には出てこないので、で1番強いのは自分だと確信がありました。

7周回完了時のスプリント賞を、一緒に飛び出した清水選手【ARAKWA Pista stile】が獲得した後、バックストレートで更にペースアップします。

すると後続は大きく離れていき、ようやく引き離すことができました。

落ち着いて息を整えた後は、淡々と踏み続けて後続を離すのみ。

1周回を1分20秒のペースで維持して踏み続けます。

1周回ごとに数秒ずつ差は開いていき、残り9周回をそのまま逃げ切り優勝することができました。

次のレースは第1回JBCF綾川町ロードレース

次戦は9月15日(日)に香川県綾歌郡綾川町特設周回コースで「第1回JBCF綾川町ロードレース」が開催され、MiNERVA-asahiの選手も参加を予定しています。

初開催となる綾川町でのロードレースですが、1周回が約7.9kmの一般公道を封鎖して行われ、かなり高低差のあるコース設定となっておりスタート後すぐに上りがはじまり、平坦部分が少ない印象のコース。

9月中旬とは言え、まだまだ暑さも残り強度が高めのコース設定と暑さの両方で選手達は苦しめられることが予測されます。

今後もMiNERVA-asahiは更なる高みを目指して全力でペダルを漕いでいきますので、引き続き皆様からの応援・ご声援をよろしくお願いいたします。

過去のMiNERVA-asahiのレースレポートはコチラをご覧ください。