
TOPICS
- シクロクロスのシーズン到来。全日本選手権での活躍を目指す折橋選手からのレースレポート!
- 今回のレースも強豪ぞろい。秋とは思えない強い日差しの中、レーススタート
- 順調な走り出しに見えたが、、、
- 時速45kmで追い上げる。どこまで距離を詰められるか。
- レースを振り返って
シクロクロスのシーズン到来。全日本選手権での活躍を目指す折橋選手からのレースレポート!
先日のJBCFシリーズ最後のレースで布田選手が初の表彰台を飾り今年のシリーズ戦が無事終了しましたが、息つく間もなくシクロクロスのシーズンが到来しました。
10月25日に茨城で行われた「JCXシリーズ 第1戦」にあさひ公式レーシングチーム「MiNERVA-asahi」の折橋選手(C1)が参戦しました。
今回のレースは折橋選手にとって、今季2戦目のシクロクロスレース。
先週行われたシクロクロスミーティング第2戦富士山大会では日本でもトップを争う選手達が集まる中、8位でレースを終え、新型コロナの影響で長い間レースに参戦できていなかったにもかかわらず、手ごたえを感じられたようです。
11月末に行われるシクロクロス全日本選手権の出場資格を持っている折橋選手は、このまま良い流れを作って当日を迎えたいところ。このレースで一桁台のフィニッシュを目指しレースに臨みます。
今回のレースも強豪ぞろい。秋とは思えない強い日差しの中、レーススタート
こんにちは。船橋松が丘店の折橋です!
今回のレースはJCX(ジャパンシクロクロス)シリーズと呼ばれる、全国のシクロクロス大会から選定された格式の高いレースのため、着順によってポイントが与えられ、全日本選手権のスタート位置にも影響が出てくる重要な大会です。
茨城シクロクロスHP schedule参照
コースコンディションはドライ。
朝の時点ではぬかるんでいる区間も多かったですが、陽が出てくるとあっという間に乾き、平坦基調なコースのため高速なレースになると予想されます。
今回のレースは茨城県取手市を流れる小貝川の横に作られた一周2.5kmの特設ステージを60分走ります。周回数は11周に決定しました。
~ひとことメモ~ レース途中に周回数が決まる!?シクロクロス独特のルール |
今回私が出走するElite Men(成人男子最高位カテゴリー)には80名弱がエントリー。
昨年のシクロクロス全日本王者、弱虫ペダルサイクリングチームの前田選手や宇都宮ブリッツェンで活躍する小坂選手など国内トッププロも参戦してきています。
1列8名が並び、ゼッケンナンバー37番の私はちょうど真ん中より上の出走になりました。
秋とは思えない強い日差しの中、レースはスタートしました。
順調な走り出しに見えたが、、、
スタート直後に落車の心配もありましたが、何事もなくスタートができました。
~ひとことメモ~ スタート直後に落車は普通?!落車あり、担ぎありのシクロクロスレース |
順調にポジションを上げ、一周回を終わる頃には9位前後の集団に追いつきました。
このまま順調に進むかと思ったのですが、2周目の第1コーナーに入ったところ、タイヤが滑り転倒!
そのはずみでチェーンを脱落させて停止を余儀なくされることになりました。
立て直すために15秒ほど停止したのち再スタートをしますが、約10名の選手に抜かされて番手を下げてしまいます。
前方には、元全日本ロードチャンピオンの畑中選手含むロードレース系の選手の集団が形成され、私はそこに必死にくらいつきます。
~ひとことメモ~ ロードバイク系?マウンテンバイク系?多種多様な選手が集まるシクロクロス |
時速45kmで追い上げる。どこまで距離を詰められるか。
オフロードのため通常はそこまで速度が上がらないシクロクロスですが、直線区間では45km/hと、ほぼロードレースのような時速に達し少しずつ先頭集団との距離を詰めていきました。ラスト2周を残したところで自分が転倒する前に一緒にいた集団に追いつくことができました。
形成された8名ほどの集団で最後の周回を走りますが、パワーのある選手の集団の最後尾で強烈な加減速を繰り返された私の脚はボロボロ。
もはやついていくだけで精一杯で、15位にてレースを終えました。
今回は82名の出走中、33名が完走。
つまり半数以上はレースを途中で下ろされてしまう厳しいレースとなったようです。
~ひとことメモ~ どんどん足切りされる!80%ルールについて |
レースを振り返って
今回2周目で落車するという一度のミスはあったものの、結果的に上位勢に加わることができ、JCX(ジャパンシクロクロス)ポイントを50P獲得しました!
次回レース時にはより前方でスタートすることができるかと思います。
次戦は幕張海浜公園で行われる幕張クロスに出走予定です。
私の地元でもあり、普段から練習コースに使っている場所でもあります。
去年は同カテゴリで5位になった相性の良いコースなので、本日以上のリザルトを目指し戦ってきます!
レポート:船橋松が丘店 折橋