
TOPICS
メニュークリックで該当箇所までスクロールできます第92回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース
6月23日(日)に、静岡県伊豆市にある日本サイクルスポーツセンター(通称:日本CSC)において「第92回全日本自転車競技選手権大会(以下、全日本)」が行われ、あさひ公式レーシングチームMiNERVA-asahiから川勝選手と布田選手2名が参戦しました。
※自転車レース特有のルールや用語はこちらでご説明しています。
去年も同じ2名が全日本に参戦しましたが、この全日本は1年に1度しか開催されず、全日本で優勝した選手は日本一の証であるナショナルチャンピオンジャージを1年間着用することができます。
この全日本には誰もがエントリーできるわけではなく、指定されたレースで一定の成績を残した選手のみがエントリーすることができるレースになっています。
布田選手は4月に群馬サイクルスポーツセンターで開催された「第58回JBCF東日本ロードクラシック」において10位以内でゴールしたことでエントリー資格を得ました。川勝選手は指定レースでの成績は残せませんでしたが、JBCFの推薦枠において過去の成績が認められ、今年もエントリーすることができました。
▶4月に開催された第58回JBCF東日本ロードクラシックのレポート
去年も川勝選手と布田選手は全日本に出場いたしましたが、両名共にレース中盤にて集団からドロップしたことによりDNFとなってしまいました。
▶昨年の第92回全日本自転車競技選手権大会ロードのレポート
<<コースマップ>>
出典:「JCF/2024全日本選手権大会実施要項(個人タイム・トライアル、パラサイクリング、ロード・レース)0613」より
今回のレースに参戦した選手は下記となります。
<<男子エリート/ME>>
8.0km×20周回=160.0km
川勝選手【新金岡店勤務】
布田選手【仙台長町店勤務】
【リザルト】
布田選手=DNF(-13Lap)
川勝選手=DNF(-14Lap)
今回、MiNERVA-asahiから参戦した選手のレースレポートを、ぜひご覧ください。
布田選手【仙台長町店勤務】

昨年と同じく日本サイクルスポーツセンターで開催された全日本選手権。
練習も順調に消化でき、体調管理も概ね問題なく当日を迎えることができました。
唯一の不安点は当日の天候。レース当日は朝から生憎の雨と強風というバッドコンディション。
落車だけは絶対にしたくないので下りは攻めきることができません。
理想は序盤の逃げに乗って中盤まで耐えたかった。
「ただ出場しただけ」に、ならないように何か手応えを得たいと思っていました。
昨年は最後尾付近からスタートして一瞬で終わってしまったので、今回はなるべく前方からスタートします。
最初の1~2周回は集団も落ち着いていて、下りも比較的ゆっくり進みます。
上りも余裕を持ちながらクリアすることができました。
普段走っているJBCFのE1とは違って集団の密集度がかなり高いので、とにかく自分のラインをキープする事に集中します。
2周回目の上りで5名程が抜け出そうとしているのが見えたので、これにブリッジします。
上り切る付近で吸収されてしまいましたが、そのまま謎に集団先頭でスタート/フィニッシュラインを通過。
3周回目も落ち着いたまま消化しましたが、4周回目に入った途端にアタック合戦が始まり一気に集団のペースがアップします。
集団から遅れてしまうと終わりなので全開でついていきますが、下りもハイペースなので着いて行くだけで精一杯な状況に。
「集団が緩むまで我慢」と自分に言い聞かせて耐えますが、5周回目も変わらずアタック合戦が続き、上りがギリギリ状態で、下りで着いていけず遅れてしまいました。
その後は同じく集団からドロップした選手と一緒に走る事もありましたが、上りと下りのみのコースという事もあって、ほぼ単独走の状態でした。
落車だけには気をつけて走り、7周回完了時にタイムアウトとなりました。
川勝選手【新金岡店勤務】

4年連続、4回目となる全日本選手権。
コースは昨年と同じく日本サイクルスポーツセンターで開催されました。
朝から雨が降り続け、路面はフルウェット。とにかく落車せずに帰ってきたい。
定刻通り11:00にレースはスタート。下りを前のほうで入りたかったので、頑張って位置をあげます。
1周回目の下りはみんな安全に下ります。
去年、早々に千切れた2周回目もなんとか耐えます。
しかし、上りのたびに集団の前方でアタックがかかっているので徐々に位置をさげてしまいました。
3周回目、まだ始まって1時間も経っていませんでしたが、一つ一つの上りで、すでにギリギリの状態になっていて、集団になんとかぶらさがっている状態で、かなりキツい。
緩むタイミングもあったので、そこで前へあがれれば、もう何周回か走れたのかもしれませんが、とにかくキツくて集団後方で回復させることを優先させてしまいました。
4周回目の上りのペースアップに耐えられず集団から遅れてしまい、チームカーの隊列を縫うように走りながら、なんとかメイン集団に復帰したかったのですが届かず、ここからは単独走に。
去年は10周回まで走ることができたので、なんとかそこまでは辿り着きたい。
上り区間で沢山の方から応援してもらいましたが、ただただ頑張ってペダルを回すのみ。
気持ちは折れていなかったのですが、7周回目完了前にタイムアウトとなってしまいました。
次のレースは第2回JBCF信州・ながわまちタイムトライアル
次戦は7月6日(日)に長野県小県群長和町鷹山地区特設コースで「第2回JBCF信州・ながわまちタイムトライアル」が開催され、MiNERVA-asahiの選手も参加を予定しています。
1周が8.8kmのコースを2周回、合計17.6kmで争われる個人タイムトライアルです。
コースの途中には上りと下りも含まれるタイムトライアルとなり、専用のタイムトライアルバイクで出場するかロードバイクで出場するかなど、各選手の作戦によっても大きくタイム差が開いてしまう可能性のあるレースとなります。
今後もMiNERVA-asahiは更なる高みを目指して全力でペダルを漕いでいきますので、引き続き皆様からの応援・ご声援をよろしくお願いいたします。
過去のMiNERVA-asahiのレースレポートはコチラをご覧ください。